【オムの細道:174】 This Is オムライス。

港区
09 /05 2015
広尾  麻布食堂

【オムの細道シリーズ】


1000軒。

・・・正直、ここまで続けるとは思っていませんでした、食べログ。
深く考えずに尊敬する人物の名前を拝借して細々と始めたのが2008年9月、
ほぼ幽霊レビュアーでしたが2011年の秋くらいから徐々に書き始め、
それから三毛猫ミーシァさんや無芸小食さん、あざらしななおさんを始め色々な方と知り合って食べログの楽しさを知り、
前職を辞めたのをきっかけに、日本中を旅して色んな郷土料理を食べ歩いて・・・
それを食べログに綴り始めた頃から食べログが日常となりました。
辛口リースリングさんや工藤権左衛門さん、スピード職人さんにコメントの応酬の楽しさを学び、
ちー&りーさん、calory2さんにオフ会の楽しさを学びました。
思い起こせば、皆様に学ばせていただいてばかりの食べログ人生、でしたね(^_^;)


・・・って、まだだ、まだ終わらぬよ(^_−)−☆
駄文乱文&長文に辛抱強くお付き合いいただいた皆様に、
そして、「食べログ」という「愉しい箱庭」をご用意いただいた運営の方々に、心から感謝の意を表します<(_ _)>
ああ、もう、感謝、感謝、感謝の言葉しか出てきません(T . T)
ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!

・・・そしてこれからも宜しくお付き合いいただければ、これ幸い(^_−)−☆


900軒手前辺りから、1000軒目はこちらで、と決めていました。
今、追いかけている「オムライス」。
それを語る上でこちらが外せないお店である事は、食べログを日々眺めていれば明らかでした(^_−)−☆

広尾。
河井にはえらく似合わない街ですな(^_^;)
ハイソサエティ、ってな言葉が昔持て囃されていましたが、そんな雰囲気が滲み出している様な街。
食べログを始めていなかったら、一生ご縁のなかった街でしょう。

広尾駅の3番出口を出てしばらく北へ歩くと、左手に坂道が見えてきます・・・・これか、
これが、牛坂とやらか(^_^;)
麻布食堂を訪れるための、大きな関門。

IMG_1693.jpg

冬場なら食べる前のウォーミングアップになるな、ってほどの傾斜でしたが・・・・・
この日、気温37度Σ(°д°lll)ガーン

噴き出す汗、
高まる期待、
重い足取り、
高鳴る胸、

・・・高鳴る腹の音(^_^;)
ようやっと坂を上り切り、日陰の無い道を少し歩くと見えて来た、十字路の角。大きな看板、
にしては目立たないなぁ。
まるで目立ちたくないかのよう。

IMG_1696.jpg

13:00来店。

ふふ・・・作戦が当たったな( ̄ー ̄)ニヤリ
入れ替わりの時間帯を狙ったのですが、客の入りはまばら。
でも竣工を待っている間にほぼ満席になりました。

奥様にカウンターへ通され、メニューをちらと見て、
ノータイムで「[b:オムライス・ケチャップ](980円)」をオーダー。
こちらのオムはケチャップとデミグラスソースとホワイトソースの3種類あるのですが、
先ずは一番上に載っていたケチャップを択びました。
コップの水を飲ん・・・・温いなぁ・・・・
まぁでも、水自体は美味しいんですけれどもね。
もしかしたら、身体(お腹)を冷やさないようにという配慮なのかな・・・

店内は「食堂」という名にそぐわない”品”の様なものを感じます。
かといって肩肘張る必要は無く「食堂」の様なマッタリ感。
店主と奥様の醸し出す空気感が、その独特な雰囲気を生み出している様に思います。
エアコンの風は緩やかですが、汗はスーっと引いていきました。

カウンターからは調理風景がよく見えます(^_-)-☆
店主はサラダを盛り付けています・・・・あ、
ごぼうサラダも頼むべきだったかな(^_^;)
盛り付けたサラダを奥様に渡し、いよいよオムですなヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノヒャッハー
大きな炊飯器からライスをよそってフライパンへイン。
バター?と胡椒を投入して、煽る煽る。
ここでケチャップを加え、
で、優しく煽る、煽る、煽る。
ライスは徐々に淡い茶色味を帯びていきます・・・・他にも何か入れたのかな?見逃したかも(^_^;)
火にかけた別のフライパンへ卵液を入れ、一瞬ガチャガチャッと激しく掻き混ぜ、
余熱で火を通しつつその真ん中にライスを乗せ、優しく優しく巻いていきます。
んー、美しい所作!!
・・・見惚れるねぇ、これは( ̄ー ̄)ニヤリ
印象派に属する画家にこの光景、描いて欲しいわぁ、って(意味不
それを円い平皿に優しく横たえ、ケチャップを掛けて・・・・

河井の前にサーブされました。
10分で竣工。

IMG_1698.jpg

・・・・・思わず笑みが浮かびます。
美しいなぁ。
特に端の凛とした尖り(片方だけだけれど)。

IMG_1700.jpg

まるでブリュンヒルトの艦首の如き麗しさだ(解らない方はスルーでお願いします<(_ _)>)

ではでは。

IMG_1697.jpg

うわぁ、これは、オムライスだ(ぇ
っていうのがリアルな感想なのだから仕方がない。
玉子は薄焼きながらも2mm弱の厚みがあり、内トロで外フワ見事なり。
だからライスとの絡まりが非常にスムーズです。
ライスはやはりケチャップだけじゃないな、ソースかな?
スパイシーな風味は胡椒も効いているでしょうが、ソース由来に思えます。
味付けは単独だとやや強めですが、これに玉子が絡むと上に掛かったケチャップを含め絶妙なバランスにシフト。
具は鶏肉、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームで、どれも小さめに切られていますが、
だから出しゃ張りません。
具のインパクトでどうにかしよう、
とかそういうの、要らないんでしょうね。
ピーマンのちょい苦な風味さえも必要なピースとなっています。
鶏肉はシコシコした食感で良いアクセント。

隣に座った美しい女性が河井をチラチラ見ていましたが・・・
[b:さては河井の食べっぷりに惚れたな( ̄ー ̄)ニヤリ]


[b:という妄想は置いておいて(T . T)]
・・・多分尋常じゃないニヤニヤっぷりだったのでしょう(^_^;)

いやあ、愉しいなぁ。
美味しいものを美味しく食べられる事の幸せたるや!
久々に「幸福」ならぬ「口福」とやらを味わった気がします。
愛おしむ様に完食。

うーん、
高く設定していたんだけどなあ、期待値。
軽々と超えてきましたね( ̄ー ̄)ニヤリ
小難しくもないし、あざとくもないし、派手さは皆無。

[b:ど真ん中。]
オムライスのど真ん中でした。

[b:This is オムライス。]
まだまだオムを知らない河井ですが、現時点ではそう、思います。
両端が尖っていたら☆4.5でした(^_^;)
オムライスを知らない外国人にオムライスを教えてくれって頼まれたら、
黙ってこちらへ連れて来てオムらせれば宜し。

特別素材に拘ってはいない様に思います。
で、これ、ですよ(^_^;)
三浦亭でも感じましたが、
[b:「腕」次第でこうなるんだよ]
っていう、ね?
そういう、料理人としての矜持を感じる一皿、堪能させていただきました。

ご夫婦?のユル〜いやりとりも一服の清涼剤。
有名店なのに、ちっとも尊大じゃない。
店の前に等身大のPOPなんて置かないし、
キムチをプロデュースしたりもしない。
武士のそれに似た、高潔さを感じます、
って書いたら嫌がられるだろうか(^_^;)

涼しくなった頃にまた伺いたいと思います

が、
もしかしたら、みんな同じ事を考えていたりして。
そしたら秋中は混むだろうなぁ・・・

そんな事を考えつつも、次の一軒に思い悩む、河井なのでした。


つづく。


麻布食堂

昼総合点★★★★ 4.4



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ポニャトフスキ(河井継之助

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